最終更新日 2022/3/25
心の余裕がある人は、毎日を楽しんでいるだけでなく人として素敵に感じます。
「心に余裕を持って」と言われてもどうやったら余裕が持てるかわからないと感じたことありませんか?
心に余裕がないときは、何をしてもぜんぜん楽しくなかったり、しんどく感じてしまいます。
しかし、心の余裕ができると180度変わります。
今まで楽しく感じなかったことやしんどかったことが消えてなくなり気持ちが軽くなります。
そして、楽しみが増え自己成長に向けて前向きになれます。
どうしてそうなるのかというと、心の余裕がない状態では、たとえいいことがあってもそれを受け取れるだけの隙間がないという事です。
イメージしてみてください。
あなたは、既に中身がぎゅうぎゅう詰めの箱に物を入れようとしています。
するとどうでしょう?
どんなに押し込んでもその箱には入らないもしくは箱が壊れてしまいませんか?
心に余裕がないときは、ぎゅうぎゅう詰めの箱と同じ状態です。
- 目の前のことしか見えなくなっている
- やることが多すぎて何から始めるかわからない
- 自分に自信がない
- 既にいっぱいいっぱいな
- なぜこんなに心に余裕がないのかわからない
この記事は、「心の余裕」を手に入れて毎日を楽しむ素敵な大人になる方法が書かれています。
この記事を最後まで読むと、「心に余裕を持てる」「自分が何をしたらいいかわかる」「自分が変わるきっかけをつかむ」手助けになります。
このページの内容
心の余裕がないときの状態
心の余裕がないときというのは、どんな状態なのでしょうか?
心に余裕を持つためには、現時点での自分を知ることから始めます。
今の自分に当てはまるところがないか見てみましょう。
お金がない
お金の器という言葉を聞いたことありませんか?
お金の器というのは心の器のことです。
その人が無理なく受け取れる金額とも言います。
心の余裕がないときは、器が小さくなっているのでいくらお金を稼いでいたとしてもすぐに無くなってしまいます。
また、全然お金が貯まらない場合は、器に穴が開いている状態です。
イライラすることが多い
心に余裕がないときは、ほんの些細なことでイライラしてしまいます。
例えば、朝の通勤時、満員電車に乗るだけでイラっとするのに隣の人と密着して息苦しいことってありませんか?
そのとき、「まだ乗ってくんのかよ!早く降りろよ!」という感じで内心イライラしてませんか?
心に余裕がないときは、それと同じことが心の中で起きています。
感動しない
感動するというのは、心が感じて動くことです。
心に余裕がないときというのは、心のセンサーがオフになっているもしくはオフにせざるを得ない状況になっているときです。
感動するときは、相当なエネルギーを消耗します。
それに耐えられるくらいの余裕が必要です。
もし心のセンサーをオンにしてしまうと、ものすごく自分に負荷がかかり命を脅かしてしまうかもしれません。
そのため感動しないよう心のセンサーをオフにして危険から身を守っています。
興味が持てない
心に余裕がないといろんなことに興味が持てなかったり、興味がなかったりすることもあります。
興味を持つということは、知らないことを知ろうという好奇心であったり、これをよくするにはどうしたらいいかという向上心であったりします。
好奇心や向上心というのは、どうなるかわからないというリスクが少なからずあります。
そのリスクを回避できなければ、命にかかわることもあるかもしれません。
そのリスクから逃れるために、あえて興味を持たないようにしているようです。
自分のことばかり話してしまう
心に余裕のない状態の時は、自分を必要以上に大きく見せるためによく話します。
しかも、自分のことばかり。
中には話すのが好きな人もいますが、余裕のあるときとないときでは話し方や雰囲気が変わります。
余裕のあるときは、たとえ相手に何か言われてもその意見を受容できるか受け流すことができます。
余裕のないときは、相手に何か言われたらその意見に必死に対抗し、さらに自分の知ってる知識で猛襲します。
その結果、ヒートアップして相手の話を聞かず必死に自分のことばかりを話すことになります。
何から始めていいかわからない
心の余裕がないときは、視野が狭くなっています。
誰でも視野が狭くなれば、たいしたことない事でもものすごくヤバいことのように感じるものです。
例えば、テレビやパソコンの画面を1cmの距離で見ればただの光る壁に見えますが、1mの距離で見ればモニターとして映像を楽しむことができます。
※実際に近距離で画面を見るのはやめましょう。
心に余裕がないときというのは、近距離で画面を見ているのと同じです。
仕事や人生でやらなきゃいけないことはたくさんありますが、心の余裕がないことで何から始めたらいいか見えなくなってしまいます。
心の余裕がなくなった原因を解明
心の余裕がなくなってしまったのは、何が原因となったのでしょうか?
原因を知ることで、解決することも今後の対策をすることもできます。
ひとつずつ見ていきましょう。
お金の使いすぎ
お金の使い過ぎは、目に見えてわかります。
心に余裕がないときの買い物は目の前の欲求を満たすために使ってしまうことが多いです。
そのため、その時はいいのですがふと冷静になると必要以上に使いすぎていてさらに余裕がなくなります。
これは僕が体験しましたが、お金を使いすぎたことで生活が苦しくなりバイトを掛け持ちしましたが、それでも余裕が持てるわけではありませんでした。
むしろ、心も体も疲弊してしまいさらに心の余裕がなくなってしまいました。
一人で抱え込む
余裕がなくなる原因には、一人で抱え込んでしまうということもひとつです。
誰かに相談する、頼る、協力してもらうことをしないで、一人でがんばってしまうと余裕はなくなります。
ほんとは周りに手伝ってもらいたいのに、変なプライドが邪魔をして一人で自滅してしまうこともあります。
また人に気を使いすぎて、手伝ってと言いたくても言えず一人で抱え込んでしまうことも同じです。
自分を責める
自分を責めてしまうことも心の余裕がなくなる原因です。
自分を責めてしまう理由は2つです。
まず一つ目は理想と現実のギャップが激しいことです。
理想が高すぎることで、自分の無力感や自分ができないということを受け入れられず、できてない自分を責めてしまいます。
また、小さいときにできないことで怒られた経験があると、できないこと=悪いことをしたと勘違いして自分を責めていることもあります。
二つ目は人と比べていることです。
人と比べると相手ができていて自分のできてない部分が目立ちます。
そこだけをみて、「あの人はできているのに、なんで自分はこんなこともできないんだ・・・」と自分を責めやすくなります。
心の余裕が出る5つの方法
貯金をする
世の中お金が全てではありません。
お金よりも大切にすることはたくさんあります。
しかし、ある程度のお金があることで大切な人との時間を有意義に過ごせたり、救える命だったり、より快適な空間に自分を置くことができたりとできることの選択肢が増えます。
そして貯金があることで、心に余裕を持ちやすくなります。
しっかりと休養を取る
休むということに罪悪感やもったいないという風に感じているのであれば、それは少し視点を変えてみましょう。
どれだけタフな人でも疲れることはあります。
その疲れた状態でのパフォーマンスは、心に余裕がなく思わしくない結果になりやすいです。
最高の状態でパフォーマンスをするためには、しっかりと休養して心に余裕がある状態で取り組むことが必要です。
あえて休む日を一日設けることも必要です。
自分を認める
今現在の自分ができていること、できていないことを認めてあげることで余裕が生まれます。
ついつい頑張りすぎてしまったり、頑張っているのに周りから評価が得られなかったりすると精神的にとてもつらいです。
それによって余裕をなくすことも大いにあります。
そうならないためにも、頑張ってる自分を認めてあげましょう。
現在の自分を認めることで、できないことを否定しながら進むのではなく、できないことはできないと切り替えて進むことができます。
そのことにより心の負担が減るので余裕ができます。
暇をなくす
余裕があることと暇なことは似ている感じがするのですが、まったく違ってきます。
暇というのは、何もすることがなくただただ時間を浪費することになり、やる気がなくなります。
時間が経つにつれ自分自身に対して無価値感を味わうこともあります。
余裕があるというのは、時間を有効に使う事ができ心は満たされています。
また、余裕があることで活力や気力といったエネルギーも湧いてきます。
暇な時ほどどうでもいいことで悩み、余裕があるときは必要なことを考えることが多いです。
適度に忙しかったりやることのある方が、メリハリを付けれて心の余裕を作りやすいでしょう。
何かを辞めてみる
今、心に余裕がないということは今の時点で心がパンパンの状態、つまりキャパオーバーということです。
例えるなら、1ℓの容器には1ℓしか入らないのに、永遠に水を入れようとする蛇口があるとします。
そこで、容器に余裕を持たせるにはどうするかというと、選択肢は3つあります。
1.容器を大きくする 2.水を捨てる 3.蛇口を閉めて水を止める
この場合、1か2だけだと水が入り続け溢れてしまいます。
しかし、3の蛇口を閉めて水を止めてしまえば、1でも2でも余裕を作ることができます。
それと同じように、何かをやめることで心にも余裕が生まれます。
このとき、やめたことでしんどく感じたり気分が落ち込むようであれば、それはやめずに他のことをやめましょう。
心の余裕ができたことで起こる変化
エネルギーの高い自分でいられる
心に余裕がないときは、自分の中のエネルギーが分散していたり激しく消耗していたりするので、どこか元気がなく見えたり活気が無かったりします。
心の余裕ができることで、分散・消費していたエネルギーがそのまま新品のエネルギーとして活用できます。
なので、元気があったり明るかったり疲れにくかったりします。
毎日が楽しくなる
心の余裕があることで、楽しみを見つけれるようになります。
楽しみが見つかるとウキウキしませんか?
一日の中でたくさん見つけることができると最高ですが、そうでなくて一つでも楽しみが見つかると毎日が楽しくなります。
今日見つからなかった楽しみは、明日見つかるかもしれません。
人にやさしくなれる
心に余裕がないときは、どうしても人にやさしくできません。
もしその状態でやさしくできたとしても心の中では「今はそんな余裕なくて私の方が大変だから、私にも優しくしてよ」という気持ちが出てきます。
自分の気持ちを抑え込んでまで人にやさしくしていると、身も心も疲弊してしまい耐えられなくなります。
なので、そういう時は自分の気持ちを抑え込んでまで人にやさしくしなくても大丈夫です。
心に余裕があるときは、自然と人にやさしくなれます。
自信が持てる
心に余裕ができると意欲がわいてくるので、行動できるようになります。
行動できるということは、失敗もしますがそこから学ぶことができます。
学びを次に活かすことも、他のところで応用することもできます。
そうすることでいろいろと行動していけるので、それが自信へとつながっていきます。
ありがとうが増える
心に余裕がないときは、視野が狭くなり目の前のことしか見えてないときが多いです。
そのため、人に直接してもらったときはありがとうと言えます。
心に余裕ができてくると、目の前のことだけではなく身の回りにあるいろんなものにありがとうと言えるようになります。
例えば、ドライブ中に道を譲ってもらったり、天気が晴れて外出できるようになったり、
家の中の物が壊れずにずっと使えていたり、好きな人がそばにいてくれたり、美味しいご飯が食べれるなど。
既に当たり前にあることにも、ありがとうと言えるようになってきます。
まとめ
心に余裕がないことで、お金がなくなったり精神的にもどんどんとふさぎ込んでしまいやすくなります。
しかし、心の余裕が持てることで必要以上にお金を使わなくなったり、自信が持てるようになったり、自分の中に活力が湧いてきます。
心の余裕は日常生活のあらゆる場面に影響してきます。
心に余裕をもって自分だけの人生を楽しみましょう。
この記事が、参考になり心に余裕を持ち人生を楽しめる人が増えたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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