最終更新日 2022/4/19
生きていくうえで人間関係は避けて通れません。
人間関係がうまくいかないと、毎日が嫌になり憂鬱になります。
ストレスの原因で約4割強をしめるのが人間関係だそうです。
2000年から2020年までのストレスの原因を見てみると、職場、学校、家族、恋人、近所などの人間関係が多くランクインしています。
(参考:生活定点1992-2020 ストレスを感じる理由は何ですか?[ストレスを感じる人のみ])
では、人間関係をうまくいかせるにはどうしたらいいのか?
それは、全員から好かれようとしないことです。
人に嫌われないようにすればするほど、自分を見失い人に興味を持たれなくなります。
そして、ただのいい人で終わる。。。
かといって全員に好かれようとすればするほど嫌われてしまう。
理由は、全員から好かれようとする=八方美人になるということであり、八方美人は飽きられ、誰にでも合わせるのであまり信用は得られません。
人には感情があるからこそおもしろく人間味が出ます。
この記事では、
- 人間関係に悩んでいる
- 人に嫌われたくない
- 全員から好かれたい
- 自分に自信がない
という人に対して、人間関係がうまくいかなかった経験をもとに解説していきます。
この記事を最後まで読むと、「人間関係をよくできる」「人間関係に悩まなくなる」「自分自身になれる」「生き方がラクになる」そんな自分になれます。
それでは、見ていきましょう。
このページの内容
人間関係がうまくいかないときに考えたこと
人に嫌われたくない
人に嫌われたくないということは、ほとんどの人が思う気持ちです。
ですが、人に嫌われたくない気持ちが強すぎてしまうと嫌われたくないがゆえに自分を押し殺して苦しくなります。
そして、自分を見失い自信までも失ってしまいます。
本当は、「人に好かれたい」ただそれだけなのに。
人から誘われたい
人間関係がうまくいってないときほど、人から誘われたいと考えやすくなります。
それは、人に誘われることで人間関係がうまくいっていると思いたいことや誘われないのは嫌われているとイヤでも思ってしまうからです。
いわゆる、現実逃避をするために人から誘われたいと考えやすいです。
誰かが誘ってくれることは、とてもありがたいことですし嬉しい事なので誘われたい気持ちはよくわかります。
ちゃんと話せる友達が欲しい
人間関係がうまくいってないときは、誰かに話を聞いてもらいたくなりますよね。
でもそんな時ほど、周りを見ると表面上の付き合いだったり、顔を知ってるくらいの人だったりと相談できるような関係の人がいなかったりします。
そんなジレンマがあります。
「もし、一人でもいいから話を聞いてくれる人がいたら・・・」
ちゃんと話せる友達は欲しいですね。
人間関係がうまくいかない6つの原因
受け身でいる
受け身でいるというのは、周りが誘われているから自分も誘われる、声をかけてもらえると待っている状態です。
常に待ちの状態では、なかなか人間関係がうまくいきにくいです。
余裕がない
これは僕の体験したことですが、時間やお金、精神的に余裕がない状態では、人間関係はうまくいきません。
例えば、残業が多いとき、バイトを掛け持ちしているとき、習い事が毎日ある時などは物理的に時間がなく誘いを断り続けてしまう。
お金に関しては、学生時代仕送りや小遣いはない状態で生活費をやりくりするのがやっとでした。
なので、飲み会や遊ぶとなると何回かに一回。
それに行きたいから、食費を削りに削ったりおしゃれも何年も同じ服を着まわしていました。
そんなことをしていると心もすさんできて余裕がなくなりました。
何回かに一回誘われていたこともなくなっていくということがありました。
人を信じられない
人間関係がうまくいかない原因として、人を信じられないということもあります。
人を信じられない状態には、今までの経験と自分の解釈が関わってきます。
今までに約束をぶっちされたこと、友達だと思っていた人や先輩後輩に騙されたことなどがあった場合、人を信じられなくなってしまいます。
そのことがトラウマになり、人を信じれなくなります。
好かれても嫌われてもない
好かれてもいない、嫌われてもいないということはよく言えば普通。
ひどく言えば興味がないということです。
興味がなければ人間関係が良くも悪くもならないのですが、どちらかというとうまくいってない方だと思っています。
好かれてもいない嫌われてもいないということは、そもそも自分が他人に興味がなかったり自分の意見を押し殺して周りに合わせることばかりしていることが多いです。
そうすると、信頼や人間性がなくなってくるので人間関係がうまくいかなくなります。
変な意地で強がっている
しょうもないプライドや強がり、変な意地や見栄を張ることは人間関係がうまくいかない原因になります。
それは、自分に自信が無かったり、自分の立場を守ろうとしたり、寂しかったりする場合が多いです。
しかし、自分を守ろうとしょうもないプライドや強がり、変な意地や見栄を張ることよって、より一層人間関係がこじれていきます。
印象が悪い
人間関係がうまくいかない原因の代表的とまではいませんが、自分の印象が悪いことが原因である場合もあります。
印象が悪いということをいくつかあげると、
- 雰囲気が暗い
- 人と話すことが少ない
- 声が小さい
- カラ元気
- 自信がない
- ネガティブなことばかり言う
- 人のせいにする
- 上から目線で話す
などがあります。
人間関係がうまくいくとどうなるか?
人間関係がうまくいかない原因はわかりました。
では、人間関係がうまくいくとどのようなことが起こるのか見ていきましょう。
知り合いは増えるが友達は減る
人間関係がうまくいくとあくまでいい意味でですが、知り合いが増え友達は減ります。
自分の中である程度の線引きができるようになり、友達と知り合いの区別ができます。
人間関係がうまくいかないときは、知り合いも友達もひとまとまりで考えています。
そのため、人間関係がうまくいったときにはそれが徐々に明確になり、結果、知り合いが増え友達は減ります。
誘うことも増え誘われることも増える
人には何かしてもらったら返したくなるという返報性の法則があります。
人間関係がうまくいくと誘いを待つのではなく、自分から誘う事、周りから誘われることが多くなります。
誰かを誘うということは、同じ時間や空間を共有して楽しいものにしたいから。
誰かを誘い、誰かから誘われることが多くなったら、その人と人間関係が好転しているというサインにです。
気疲れしなくなる
人間関係がうまくいくことで気分が晴れやかになり、気疲れしなくなります。
人間関係がうまくいっていないときは、人に会いたいけど人に会うこと自体がストレスとなり気疲れしてしまします。
しかし、人間関係がうまくいくと人に会ってもストレスにはならず、むしろストレスが解消されることもあります。
人間関係がストレスの原因になっていると冒頭にも書きましたが、逆を言うと人間関係がうまくいくとことでストレスが4割減るということです。
人と仲良くなりやすくなった
人間関係がうまくいくことを知ってしまったら、人と仲良くなりやすくなります。
理由は、人間関係がうまくいくという成功体験をしたこととそれにより嬉しい・楽しいという感情が動くからです。
一度、その感覚を味わうと次もまた味わいたくなります。
すると、人と仲良くなってまたあの感覚を味わいたいと思い、仲良くなるにはどうしたらいいかを考え始めます。
そして、人に会ったときに仲良くなることをするので、結果、人と仲良くなりやすくなります。
人間関係がうまくいくための5つの方法
あいさつは自分から
人間関係を作っていくための基本中の基本と言っても過言ではないあいさつ。
一番簡単で、無料で、すぐできて、誰でもできる方法です。
あいさつをすると、した方もされた方も気持ちよく穏やかな気持ちになります。
それがきっかけで、話すことができたり仲良くなれたりします。
雰囲気やしぐさを意識する
雰囲気やしぐさは自分で意識をすれば、変えることができます。
そして、周りの人にも変わったことがわかるので話しかけられやすくなります。
いくつか意識してみると雰囲気やしぐさが変わる項目を用意しました。
目に留まっただけでもいいので試してみてください。
近寄りにくくしてないか
笑顔の人と真顔の人、どちらが近寄りやすくて自分はどっちでしょうか?
また、人とと話す頻度は多いか少ないか?口調は強めか穏やかか?
など、自分は仲良くなりたいと思っていても近寄りにくくしていたらそれは難しいです。
近寄りにくくしていないか自分を見てみましょう。
話す声の大きさ
人と話すときの声の大きさは、意外と相手の快不快に影響を与えます。
声が大きすぎるとうるさかったり、威圧感があったりします。
逆に小さすぎるとぼそぼそ話して聞こえなかったり、自信が無いように見えます。
場合によっては、相手をイラ立たせてしまうかもしれません。
声の大きさは約1~2m先の相手に聞こえるくらいが、ちょうどいい大きさです。
一言一言をはっきり話すことで、声も通りやすくなります。
嫌われないようにしていないか
だれしも嫌われたくない、嫌われることが恐いと思います。
だからこそ、自分の気持ちや意見を押し殺して人に合わせてしまったり「いい人」を演じてしまう人もいるのではないでしょうか。
はっきり言います。
絶対に嫌われない人はいません!
誰でも一定数からは嫌われます。
嫌われないということに注目すると、嫌われることが目立ってしまいます。
ですが、好かれることに注目すると、誰でも一定数からは嫌われる=それ以外の人からは好かれると考えることができます。
マウントを取ろうと思ってないか
人間関係をうまくいかせるためには、マウントを取ろうとしない方がいいでしょう。
マウントを取りたい人は、相手より優位な立場でいたい、自分を強く見せたい、自分に自信がないのを隠すためという心理があります。
マウントを取った人間関係は、常に恐怖と隣り合わせになり、いつか崩壊します。
日常での何気ないしぐさ
人間関係がうまくいくためには、日常のしぐさを気を付けるといいでしょう。
例えば、
「職場で仕事を教えてもらうときはできるだけ神とペンでメモを取る」
「話を聞くときは話を遮るような返事・相槌を打たない」
「人と話しているときはスマホを触らない」
などです。
スマホにメモをするのは便利ですが、メモしてないようにも見えるので誤解されないように紙とペンの方がいいでしょう。
自分の意見や考えがちゃんと言えているか
いつもいつも人に合わせてしまって自分の意見が言えない状態だと、相手からしてみれば「何を考えているかわからない」「話を聞いているかわからない」となります。
そこから人間関係をうまくいかせるのは難しいでしょう。
少しは自分がどう思っているかを口にすることも、キャッチボールするためには必要です。
物理的な距離を取る
物理的な距離を取るというのは、人間関係をうまくいかせるために強制的にできることです。
自分がどうしても関わりたくない相手が職場や学校にいるときは、関わらないのが一番です。
それができない場合は、物理的に距離を取るもしくは必要な時以外は関わらない方ことです。
そうすることであなたもあなたの周りの人も不快な思いをしなくて済むようになります。
まとめ
人間関係は避けては通れない課題です。
ですが、自分次第で人間関係がうまくいくようになります。
人間関係がうまくいくことで、ストレスの大半を失くすことができ毎日を楽しいんで過ごせるようになります。
この記事が、人間関係をうまくいかせるのに役立ち、悩みが解消される人が増えたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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