最終更新日 2022/4/3
「あれもしなきゃ、これもしなくちゃだけど、そうすると・・・」
「人によく考えすぎと言われるんだよな」
「ついつい考えすぎてしまって…」
考えすぎることで行動ができなくなるのはもったいないです。
- 考えすぎとよく言われる
- 考えすぎて行動できない
- 常に頭がいっぱいいっぱい
- あれもこれもとやることだらけで何からしたらいいのやら
- 頭の中の整理ができない
考えすぎず頭の中がスッキリした状態で行動できたら、どれだけ楽しいでしょう?
この記事では、わかってはいるんだけど考えすぎちゃうというクセを解決し、行動できるようになるにはどうしたらいいのかがわかります。
このページの内容
考えすぎてしまう人の特徴
行動できない
考えすぎてしまう人の特徴としてよく見られるのが、行動できないということです。
これは僕が体感したのでよくわかります。
何かをしようとしたときに、一番初めに考えることが失敗しないようにすることです。
そして、何をどうやってどんな風にやり、何が必要で、自分に足りないものを探し…と行動に移すための行動を永遠と考えてしまいます。
その結果、考えすぎて行動できないということになります。
最悪のことだけを想像してしまう
考えすぎてしまう人の特徴としてもう一つよくあるのが、最悪のことばかりを想像してしまうことです。
考えすぎるというのは、想像力が豊かなのであることないことを細かいところまでシミュレーションしてしまいます。
人は、危険を回避するように遺伝子に組み込まれているため、最悪なことや悪いことばかりが心配になってしまいます。
また、過去に考えずに行動して失敗し怒られて嫌な思いをしたという経験がある場合も、最悪なことだけを想像してしまいやすいです。
人は感情が動くと、脳に強烈に残ります。
嫌な思いをしたことで、同じようなことをして自分が傷付かないように記憶をフラッシュバックさせ身を守ろうとします。
同時に処理をしようとする
同時にいくつものことを処理しようとすると考えすぎてしまうということがあります。
頭の中には、いくつものやることが思い浮かんでいても、それを頭の中だけで考えてしまいやすいです。
頭の中だけで考えていると、考えがぐちゃぐちゃになって何から始めるかわからなくなります。
すると、さらに考えることが増えて結果的に考えすぎてしまいます。
部屋にいる時間が多い
考え事をするときは、落ち着いて考えたいものです。
しかし、考えたいからとずっと部屋にこもって考えているのは逆効果かもしれません。
それは、ずっと部屋にいることで「目で見る」や「耳で聞く」といった体感を通して得られる情報や視野は広がりません。
入ってくる情報や視野が変わらないということは、どれだけ考えても考えが堂々巡りしてしまい時間だけが過ぎていきます。
インプット過多
情報をたくさん集めすぎてしまうことも考えすぎてしまう人の特徴だと言えるでしょう。
情報を得ることは視野を広げたり、考え方を柔軟にするためには必要です。
しかし、自分が必要としていない情報を多く集めすぎることで、考え方がまとまらない、本当に必要なことがわからなくなります。
考えすぎることのデメリット
考えすぎることで生じてしまうデメリットを10個ご紹介します。
いくつか該当したら、もしかしたら、あなたも考えすぎてしまう傾向があるかもしれません。
一度振り返ってみましょう。
- 悩みが増える
- スタートが遅くなる
- 全体的に遅れる
- 腰が重くなる
- 何をしたらいいのか見失う
- 常に頭の中がいっぱいいっぱい
- 心に余裕がなくなる
- ネガティブな方向に進んでいく
- 気持ちが沈む
- 雰囲気が暗くなる
あなたはいくつ当てはまりましたか?
考えすぎているときは、頭の中で全て同時に処理しようとしているときが多いです。
例えば、スマホやパソコンで大量にアプリを起動させ、ソフトをいくつも開いて作業していると機器の動きが遅くなってしまうことは経験ありませんか?
その状態が頭の中で起こってしまっている状態です。
考えすぎることのメリット
考えすぎることがデメリットばかりというわけではありません。
デメリットがあれば、もちろんメリットもあります。
- 失敗を最小限に抑えれる
- 用意周到で取り掛かれる
- 慎重に行動ができる
- 最悪の事態を想定できる
- 違った視点で見ることができる
- シミュレーションができる
考えすぎることのメリットを見てみると、物事をより正確にこなしていくために活用できそうです。
考えすぎてしまうことで時間はかかりますが、その分、失敗やミスを最小限に抑えることができるかもしれませんね。
「考えすぎてしまう」を行動に移す方法
考えすぎてしまってもそれを行動に移すことができれば、そこから進展することや得られるものがあります。
そこで、考えすぎてしまう性格でも行動に移せる方法をご紹介します。
頭の中のことを全て書き出す
頭の中にあることを、一度、すべて紙に書き出してみましょう。
やること、やりたいこと、やりたくないこと、思いついたこと、思っていること…
いろいろあると思います。
字のきれいさだったり書き出した内容だったりという細かいことは気にせず、ただただ書き出す。
頭の中が空っぽになるまでひたすら書き出しましょう。
このとき、ペンと紙を使った方がよりスッキリします。
人に話す
考えすぎているということは、頭の中にたくさんの言葉があふれかえっています。
いわば、ダムの水が溜まって満水かのような感じです。
そのダムを決壊させるとマシンガントークになってしまうので、川に水を供給するようなイメージで言葉を出していきます。
それは、親でも友達でもいいです。
話を聞いてくれる人に話してみましょう。
もし、それが苦手だったりできない状況にある場合は、SNSなどを使うこともありです。
ひとつずつ処理をしていく
同時にいくつものことをこなしていくことには限界があります。
ましてや一人でやろうとしてしまうと、あれもこれもと考えがまとまりません。
ですが、ひとつずつなら一人でもできます。
ひとつずつに分解していくことで、やることが明確になり行動することができます。
そのことに慣れてくると、処理速度も上がり必然的にたくさんのことを同じ時間内にこなせるようになります。
気分転換をする
同じことをずっと考えていると、考え方に偏りが出てきます。
偏ってしまうことで解決策が見つけられるのに見つけれなくなったり、うまくいかない行動パターンから抜け出せなくなります。
そして考えすぎているときは、かなり視野が狭くなっています。
だからこそ、考えすぎているときは気分転換をしましょう。
できれば体を動かすのがおススメです。
身体を動かすことで、頭の中がクリアになり視野を広げられます。
そうなると、新しい考えや解決したい問題の糸口が見えてきます。
一日考えて答えが出なければ一度諦める
考えすぎてしまって何日も考え込んでしまう場合は、一度考えることを諦めましょう。
頭にも休息は必要です。
例えば、考えすぎている状態が3日続いていたら、頭の中で働いている小さいおじさんが3日連続で一睡もせず休憩もなく働いているイメージです。
それは、かなりブラックですよね。
その状態だと、他のことができなくなってくるので一度休ませる必要があります。
考えすぎないようにしようとすればするほど考えすぎてしまいます。
なので、「もう、そのことについて考えるのは諦めた」と口にすることで、考えすぎるのを止めることができます。
考えすぎが止まった後の方が、探していたものが見つかりやすいです。
まとめ
考えすぎてしまうということは、頭の中でのシミュレーションが行き過ぎてしまい、行動できなくなる要素です。
考えすぎず行動するには、頭の中でごちゃごちゃになっていることを全て紙に書き出すことから始めましょう。
この記事が、参考になり考えすぎず行動できる人が増えたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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